こういった疑問を解決します。
本記事のテーマ
・集客力がある店頭看板のポイントをわかりやすくご説明します。
本記事の信頼性
飲食歴15年
取締役・新店開発部長として(焼肉・居酒屋・バル・カフェ)新店を複数店舗立上げ→若い経営者を応援したい想いから→飲食業コンサルタント
実践で使える知識が大好きです。
経営者にとって店頭デザインは売上を左右する要
飲食店を開業する方で、店頭デザインや看板デザインに悩まれている方は多いのではないでしょうか。
看板で集客が変わってくるとお考えの方は、その通りです。
お客様が来店したいと思える看板のポイントを押さえましょう。
集客力がある看板デザインとは
店舗コンセプトを明確に提示する。
お客様にとって、なんのお店かわかりやすい店頭にしましょう。
集客のコツに、お客様にとってわかりやすいことがポイントになります。
なにを売っているお店か?どのような価格か?どんな雰囲気か?
ターゲットにしているお客様層に、一目でわかる看板が理想です。
伝えたいメッセージ
- 名物商品が価格と共に大きくわかりやすい
- 店内の雰囲気を店頭で伝える
- ターゲットに入店動機付けするサービス内容
お客様にとっての不安を取り除くことで、安心して来店しやすい導線をつくることがポイントです。
お客様の来店する導線の流れを意識する
開業時は、お客様が店舗の存在に気付かないと、かなり苦戦します。
看板で認知率を高め、さらに来店率を高めることで、初期の売上を確保することが大事です。
店舗の立地によるかもですが、市内なら競合店も多く、埋もれない看板にする必要があります。
郊外なら、車を運転中にでも目に入ってくるように計算して、看板の高さや大きさを選びましょう。
お客様の来店する導線の流れは
①お店の近くを通る(遠視)
通行量で見込み客数は決まります。
②お店に気が付く(中視)
看板次第で見込み客が、店舗の存在に気が付きます。
③入店するか判断する(近視)
看板次第で新規客になるか決まります。
まず、通行量で見込み客の総数が決まり、看板のデザイン次第で、来店する確率が決まります。
「遠視・中視・近視」を意識しながら看板の大きさとメッセージを考えましょう。
①遠視では、30m程店舗から離れた距離から見える、大きな看板が必要です。
②中視では、5m程店舗から離れた距離から見える、暖簾、のぼり、テントなどが必要です。
③近視では、店舗の目の前で、立て看板、内照看板、懸垂幕、ポスターなどが必要です。
このように店舗からの距離に応じて、来店までの導線を計算することで、飛躍的に来店率を高めることができます。
開業時にお金をかけるなら店頭設備
開業時には、厨房設備や、店内設備にお金をかけがちですが、店頭設備こそ優先順位が一番高い設備投資です。
工夫次第では安くできます。
遠視・中視はカッティングシートが最強。
いわゆるしっかりしたシールです。
特徴は、好きな形や大きさにカットでき、コスト面も数万で、簡単に張り替えすることができます。
一度作って変更が効かないものや、色あせて作り直す度にコストがかかるものよりも、圧倒的に安くすみます。
近視は、手書きの立て看板。
最近では雨にも強い立て看板もあります。
手書きでお客様に伝わるメッセージが来店動機を高め、コストも安くすみます。
近視の来店動機最強は、少しコストはかかりますが、内照看板。
名物商品や価格を夜でも見えやすい看板として優秀です。
店頭の一角に内照看板を設置することを強くおすすめしたいです。
以上どうだったでしょうか?
看板デザインは、遠視・中視・近視を意識することが大事です。
最初に店頭コストをかけることで、結果として月の広告費を抑えるメリットも大きいと思います。
また、ここでは細かく記載していませんが、注意点として、建物の制限上出せない看板もあります。
看板デザインを考える前に、店舗物件契約時に看板の設置条件と市の条例ガイドラインも確認しましょう。
写真を撮るなら、こちらのスタンドがおすすめです。