MANAGEMENT

飲食店アルバイトの個人面談【効果的なやり方を解説します】

飲食店アルバイトの個人面談を表した絵

・個人面談は必要なの?

・個人面談で何を聞けばいいの?

・個人面談のメリットを教えて。

 

こういった疑問を解決します。

 

本記事のテーマ

効果的な個人面談方法について解説しています。

コーチングを理解して、個人面談に取り入れましょう。

 

本記事の信頼性

飲食歴15年

取締役・新店開発部長として(焼肉・居酒屋・バル・カフェ)新店を複数店舗立上げ→若い経営者を応援したい想いから→飲食業コンサルタント

実践で使える知識が大好きです。

 

個人面談の必要性とは

飲食店を経営されている方や、店舗を任されている店長や社員の方は、個人面談で聞けば良いのか悩まれている方も多いのではないでしょうか?

 

個人面談では、普段では、聞けない悩みや本音を聞くことができ、いったん立ち止まって目標を再確認することができます。

 

忙しい営業中では、コミュニケーションは不足していると思います。 席に座って、落ち着いて話を聞くことは、定期的に行うことをおすすめします。
reiji

 

内容の濃い個人面談ができるように解説していきますので、じっぐりお読みになって頂けると幸いです。

 




 

飲食店の個人面談の目的とは

飲食店の個人面談の目的を表した絵

 

個人面談の目的

  • 自主的な目標設定
  • 不安や悩みの解消
  • お互いの信頼関係を深める
  • モチベーションUP
  • 店舗目標の共有

などがあります。

特に、アルバイトの方自身で、目標を設定することが大事です。

 

人にやらされるよりも、自分で決めたことを実行する方が、2.5倍以上も効率が良いと、心理学的に結果が出ています。

それを「1:1.6:1.6の二乗の法則」と言います。

 

1:1.6:1.6の二乗の法則とは

  • 1倍:上司からの命令で嫌々実行した場合の効率
  • 1.6倍:上司からの命令で納得して実行した場合の効率
  • 1.6×1.6倍:自分で決めたことを実行した場合の効率

 

というように、アルバイトの方自身で、目標を設定してもらうように、個人面談で働きかけます。

 

個人面談の頻度

最低でも3か月に1回は必要です。

 

個人面談には、時間とコストがかかるため、頻繁に行うことは難しいと思います。

できれば、3か月に1回はシフト上に面談時間として落とし込んだほうがいいでしょう。

 

個人目標を達成したり、人間関係を深めたり、店舗目標を達成するには、朝礼や店舗会議より、個人面談の方が、効果があります。
reiji

 

では、個人面談のやり方について解説していきます。

 

個人面談はコーチングで行う

個人面談はコーチングで行うを表した絵

個人面談は、ただ話を聞くだけではなく、「店舗側が求めていること」=「アルバイトの方自身が決めた目標」と合致させるように、導く必要性があります。

 

そこで、コーチングが必要になってきます。

正しくコーチングを理解するために、解説していきます。

 

まずは、コーチングとティーチングの違いを見れば、イメージしやすいと思います。

 

コーチングとティーチングの違い

項目 ティーチング コーチング
目的 ・知識や技術を教える ・目標設定のサポート

・モチベーションUP

教わる側 ・新人アルバイト向け ・中堅以上のアルバイト向け
教育方法 ・直接的に教える

・答えを教える

・間接的に教える

・答えを引き出す

やり方 ・指導の4STEP ・質問

・傾聴

使うタイミング ・現場で、オペレーションの基本知識や技術を教える時

・席について、基本マインド・規律を教える時

・現場で、質問形式で教育する時

・席について、じっくりコミュニケーションをとる時

メリット ・効率的に教えられる

・多人数同時に教えられる

・自主性や積極性が生まれる

・考える力が養う

デメリット ・指示待ちの人材になる(言われたことしかできない)

・自分で考えて行動できない

・時間がかかる(コストがかかる)

・一人ずつしかできない

 

ティーチングは、新人アルバイトに知識と技術を教える時に、非常に有効で、効果的、効率的に教えることができます。

 

とはいえ、このティーチングだけの教育方法では、店舗全体のアルバイトの方が、指示待ち人材になり、言われたことしかできない人材となります。

作業はできるけど、ホスピタリティの弱い店舗=お客様満足度が低い店舗となります。

 

ですから、ある程度育ったアルバイトの方には、コーチング教育がバランス良く必要です。

 

コーチングとは

簡単言うと、「答えを教えない」⇒「答えを考えさせる」技術です。

つまり、質問力を問われます。

 

難しそうですが、経験と慣れだけです。

 

また、考えるモチベーションを保つために、解答に対しての傾聴力と承認力が大切です。

 

ではコーチングの流れでご説明していきます。

 

コーチングの流れとは

コーチングの流れ

①質問

②傾聴

③承認

 

という感じで、質問⇒傾聴⇒質問⇒傾聴⇒質問⇒「欲しい解答が返ってきた」⇒承認の流れになります。

 

コーチングの質問とは

オープンクエスチョンと呼ばれる、選択肢の多い質問が理想です。

クローズドクエスチョンと呼ばれる、ハイ/イイエとしか答えられない質問はNGです。

 

まずは、「やりたいこと」を質問することが大事です。

 

目標が定まったら、「その目標を達成したら」どんなことがあるのか、出来るだけ具体的に映像にイメージできる質問をします。

そうすれば、モチベーションが上がり、考える力が上がります。

 

達成した後のイメージの解答があったら、「達成するには具体的にどんな方法」と具体的な行動について質問をします。

 

具体的な行動の解答があったら、最後に「褒めて承認をする」のが一連の流れです。

 

コーチングの傾聴とは

解答に対する「共感」を伝える聞き方です。

特に共感を伝える技術は、解答の最後を反復する技術です。

 

例えば、「~○○したいですよね。」って解答があった場合。

「うんうん、○○したいんだね~」と、会話を始めることが、相手が共感を覚える聞き方です。

 

うんうんだけでなく、表情や仕草にも、気を使いましょう。

暗い顔や怖い顔では、なかなか本音の言葉は出てこないでしょう。

 

コーチングの承認とは

褒める技術です。

 

欲しかった解答に対して、「すごいね!その行動楽しみにしているよ」など、相手の考えを後押しする褒め方が理想です。

 

承認することで、自己肯定感が高まり、考え方に自信がついて、行動力が高まります。

 

この褒めるは、普段の営業中でも、意識して使いましょう。

アルバイトの方の、変化や成長を発見する力を養い、褒める技術も高まります。

reiji

 

褒めすぎても逆効果

当たり前ですが、人間は褒められすぎると慣れてしまいます。

新人アルバイトの方には、自信をつけてもらうために、褒めすぎで丁度良いです。

 

とはいえ、中堅以上のアルバイトの方には、褒める回数よりも、「記憶に残る、褒められた内容」を意識しましょう。

 

では最後に、個人面談の流れをご説明します。

 

個人面談の流れ

参考に一例ですがご紹介します。

 

個人面談30分の流れ

①普段聞けない悩みや問題を、普通の質問で聞く。

②悩みや不安の把握をする。(その場で解決できる問題は解答する)

③メンタルケアがある程度できたら、コーチングを開始する。

④仕事上やりたいことをコーチングで質問する。

⑤傾聴、質問、承認を繰り返し、自分で目標を設定してもらう

⑥その目標をどんな方法で、いつまでに達成するのか設定してもらう。

⑦最後に、店舗の今後について語り、共感をもらう。

が一連の流れです。

 

⑦の自分語りは、全体の10分の1でも多いくらいです。

なるべく必要最小限にとどめましょう。

 

また、悩みを打ち明けられた時、自分も同じような経験や失敗があった場合、打ち明けると人間関係が深まります。
reiji

 

以上どうだったでしょうか?

個人面談では、あらかじめ聞きたいことを準備することも大切です。

内容の濃い個人面談になれば幸いです。

  • この記事を書いた人

reiji

個人店コンサルタント【経歴】飲食歴15年▶取締役・新店開発部長▶焼肉・居酒屋・バル・カフェなど新店を複数店立上げ▶コンサルタントに転職▶AtoZコンサルタント2020年1月設立▶50店舗程サポートしています▶ 個人店様の(集客・求人・新規開業・運営)についての悩みや、問題の解決方法を記事にしていきます。

-MANAGEMENT

Copyright© AtoZコンサルタント , 2021 All Rights Reserved.